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- 石種の名称
- 真壁石(茨城県)
- 石種の特徴
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茨城県西部、筑波山近辺で採掘される。関東地方の大規模な産地ということもあり、墓石材としてだけではなく、日本の近代建築にも多く用いられている。小目と中目がある。小目は粒度が細かく、中目は小目よりややグレー系。墓石、燈籠、土木、建築材等、幅広く使用されている。
見掛け比重 |
2.638 (t/m3) |
吸水率 |
0.233 (%) |
低 ・・・ ● ・ 高 |
- 石種の名称
- 大島石(愛媛県)
- 石種の特徴
-
愛媛県大島で採掘される。庵治石に並ぶ瀬戸内の高級墓石材として知名度は高い。硬質で整った石目が特徴、主に墓石材として使用されている。記念碑、モニュメント、建築材などとしても幅広く使用されている。大島石の有名な使用例として、国会議事堂、赤坂離宮、愛媛県庁舎などがあげられる。
見掛け比重 |
2.649 (t/m3) |
吸水率 |
0.111 (%) |
低 ・・・ ● ・ 高 |
- 石種の名称
- 天山石(佐賀県)
- 石種の特徴
-
佐賀県唐津市、福岡県との境近くで採掘される。白の色調に青味を帯びている九州を代表する白の御影石。石質は硬く研磨による艶のりも良い。九州をはじめ関西方面では高級墓石材として人気が高い。
見掛け比重 |
2.670 (t/m3) |
吸水率 |
0.046 (%) |
低 ・ ● ・・・ 高 |
- 石種の名称
- 徳山石(山口県)
- 石種の特徴
-
山口県徳山市沖の黒髪島で採掘される。白の色調で全体に青味を帯びている中目の白御影石。石質も硬く建築材としての用途も多いが、西日本では昔から墓石材として用いられている。
見掛け比重 |
2.600 (t/m3) |
吸水率 |
0.180 (%) |
低 ・・・ ● ・ 高 |
- 石種の名称
- 万成石(岡山県)
- 石種の特徴
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岡山県万成地区で採掘される。気品のある美しい淡紅色が特徴で、通称「さくら御影」と呼ばれる御影石。華やかな雰囲気を持ち、硬質で変色しにくい特徴がある。用途は銅像台座や墓石、石彫、石碑、建築等と幅広い。著名人の墓石にも数多く用いられている。
見掛け比重 |
2.630 (t/m3) |
吸水率 |
0.170 (%) |
低 ・・・ ● ・ 高 |
- 石種の名称
- 内垣石(福岡県)
- 石種の特徴
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福岡県京都郡みやこ町で採掘される。青味を帯びたきめ細かい石目が特徴、硬質で研磨による艶のりが良い。九州の銘石として知られており、高級墓石材として用いられている。
見掛け比重 |
2.650 (t/m3) |
吸水率 |
0.100 (%) |
低 ・・ ● ・・ 高 |
- 石種の名称
- 唐原石(福岡県)
- 石種の特徴
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福岡県築上郡で採掘されている。白を色調とし淡い桃色を帯びている。細目で加工しやすく墓石材として用いられている。
見掛け比重 |
2.680 (t/m3) |
吸水率 |
0.100 (%) |
低 ・・ ● ・・ 高 |
- 石種の名称
- 椿石(佐賀県)
- 石種の特徴
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佐賀県唐津市浜玉町で採掘される。天山石に似ているが白の色調が若干強い。中目で艶もちも良く墓石材として人気がある。
見掛け比重 |
2.690 (t/m3) |
吸水率 |
0.140 (%) |
低 ・・・ ● ・ 高 |
- 石種の名称
- 七山みかげ(佐賀県)
- 石種の特徴
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佐賀県唐津市七山地区より採掘される。硬くて粘りのある石質で、青味がかった独特の色合い・目合いが特徴の御影石。墓石材として使用されるケースが多いが、庭石用材として用いられるケースもある。
見掛け比重 |
2.690 (t/m3) |
吸水率 |
0.090 (%) |
低 ・・ ● ・・ 高 |
- 石種の名称
- 浮金石(福島県)
- 石種の特徴
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福島県郡山市、阿武隈山系の鞍掛山・黒石山の標高800mほどの山頂部分で産出される。石質は粗密の差が少なく、黒色の中に浮き出るような白い斑点があり、金粉が浮いたような模様が人気である。耐久性もあること、国内で黒御影石が産出されるのは貴重であることから人気の高い石である。
見掛け比重 |
2.997 (t/m3) |
吸水率 |
0.011 (%) |
低 ・ ● ・・・ 高 |
- 石種の名称
- 中山石(福島県)
- 石種の特徴
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福島県田村市で産出される。福島県を代表する石のひとつで、黒色に近い深いグレーの色が特徴である。石質は中目で大変難く、吸水率も低い。研磨による艶の出も大変良く、色あせせず、経年変化も少ない。
見掛け比重 |
2.974 (t/m3) |
吸水率 |
0.105 (%) |
低 ・・・ ● ・ 高 |
- 石種の名称
- 吾妻みかげ(宮城県)
- 石種の特徴
-
福島県境に近い丸森町で産出される。宮城県を代表する白御影石である。磐梯みかげと同山系で採石されており、石目は細かく、上品な雰囲気を持っている。石質は硬く、吸水率も低い。経年変化の少ない石である。
見掛け比重 |
2.635 (t/m3) |
吸水率 |
0.238 (%) |
低 ・・・ ● ・ 高 |
- 石種の名称
- 磐梯みかげ(宮城県)
- 石種の特徴
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福島県境に近い丸森町で産出される。白御影石としては宮城県を代表する石である。細い色目が美しく、深い青みがあり、高級墓石材として知られている。石質は硬く、吸水率も低い。研磨による艶の出がよく、艶もちの良いことが特徴である。
見掛け比重 |
2.635 (t/m3) |
吸水率 |
0.238 (%) |
低 ・・・ ● ・ 高 |
- 石種の名称
- 深山ふぶき(福島県)
- 石種の特徴
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福島県のほぼ中央部にあたる田村市で産出される。青みの恋、中目の御影石である。白い長石が吹雪のように美しく舞うことから名づけられた。産出量、石質ともに安定しており、高級感がある。価格が手ごろであることから多く使われている。主に外柵材として使われているが、石塔としての使用もある。
見掛け比重 |
2.733 (t/m3) |
吸水率 |
0.177 (%) |
低 ・・・ ● ・ 高 |
- 石種の名称
- 花塚みかげ(福島県)
- 石種の特徴
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福島県花塚山麓で産出される。グレー系の粗目の石で、石目のバランスが良く美しいのが特徴。石質は硬く、吸水率も低い。艶あせがなく、耐久に優れている石。石塔、外柵材として東北や関東を中心に人気を集めている。
見掛け比重 |
2.647 (t/m3) |
吸水率 |
0.171 (%) |
低 ・・・ ● ・ 高 |
- 石種の名称
- 紀山石(福島県)
- 石種の特徴
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福島県南部、いわき市で産出される。細目の白御影石で、全体に青みを帯び、上品な雰囲気を持っている。吸水率が低く、経年変化の少ない石。特に関西方面で人気の高い石だが、近年では関東でも多く使われるようになってきた。主に石塔に使われることが多い。
見掛け比重 |
2.658 (t/m3) |
吸水率 |
0.163 (%) |
低 ・・・ ● ・ 高 |
- 石種の名称
- 滝根みかげ(福島県)
- 石種の特徴
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福島県川内村で産出される。国産の白御影石の中でも耐久性に優れる。吸水率が低く、艶もちが良い。石目が大島石に似ていることから、特に関西地方で昔から人気を集めている。石塔の他、外柵材として使用されることも多い。
見掛け比重 |
2.660 (t/m3) |
吸水率 |
0.140 (%) |
低 ・・・ ● ・ 高 |
- 石種の名称
- 東山みかげ(福島県)
- 石種の特徴
-
福島県須賀川市の東山小倉山の山頂部で産出される。中目の白御影石である。石目は整って美しく、ムラ、玉などが少ない。大半は外柵材として使われているが、石塔への使用もある。大材が取れることから、鳥居や建築材に使われることもある。
- 石種の名称
- 大倉みかげ(福島県)
- 石種の特徴
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阿武隈山系で産出される。白御影石で、スジや玉も少なく、石目が良く整っている美しい石。大半は墓石材として使われているが、大材が取れることから、建築材としての使用も多い。産出量も多く、安定した供給がされている。
見掛け比重 |
2.630 (t/m3) |
吸水率 |
0.340 (%) |
低 ・・・・ ● 高 |
- 石種の名称
- 青木石(香川県)
- 石種の特徴
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香川県丸亀市沖の瀬戸内海、広島で産出される。採石の歴史は古く、四国の白御影石として知られている。石質は硬く、ねばりがある。加工が容易なことから彫刻材として使われる他、墓石材としては古くから使われている。
見掛け比重 |
2.641 (t/m3) |
吸水率 |
0.239 (%) |
低 ・・・ ● ・ 高 |
- 石種の名称
- 庵治石(香川県)
- 石種の特徴
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庵治石の歴史は古く、安土桃山時代には寺社建築に使われた記録が残っている。大正時代から銘石として全国的に知られてきた。石質は硬く、研磨による艶のりも良い。何より庵治石の特徴として、表面に庵治石特有の「斑」が浮き出る。日本を代表する高級墓石材として使用されている。
見掛け比重 |
2.650 (t/m3) |
吸水率 |
0.150 (%) |
低 ・・・ ● ・ 高 |
- 石種の名称
- 芝山石(福島県)
- 石種の特徴
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阿武隈山系の芝山で産出される。石目のバランスが良く、美しい石。白御影石の中でも吸水率が低く、石質が硬いため耐久性がある。経年変化が少なく、研磨による艶もちも良い。大半が墓石材として用いられている。
見掛け比重 |
2.620 (t/m3) |
吸水率 |
0.090 (%) |
低 ・ ● ・・・ 高 |
- 石種の名称
- やさとみかげ(茨城県)
- 石種の特徴
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茨城県加波山の東側で産出される。中目の白御影石で、真壁石とよく似ている。石質は硬く、吸水率も低い。研磨による艶もちが良い石。白黒の石目のバランスが良く、上品で美しい色目を持っている。ほとんどが墓石材として使われており、コンスタントな産出量があることから人気のある石。
見掛け比重 |
2.659 (t/m3) |
吸水率 |
0.200 (%) |
低 ・・・ ● ・ 高 |
- 石種の名称
- 北木石(岡山県)
- 石種の特徴
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岡山県沖の瀬戸内海、北木島で産出される石。採石場は海岸に近く、戦前より建築材として大量に使われていた。石質は硬く、ねばりがあり、特に研磨による光沢に優れている。
見掛け比重 |
2.620 (t/m3) |
吸水率 |
0.320 (%) |
低 ・・・・ ● 高 |
- 石種の名称
- 稲田石(茨城県)
- 石種の特徴
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茨城県笠間市で産出される石。日本を代表する中目の白御影石である。採石の歴史は古く、日本の歴史的建造物に大量に使われている。石質は硬く、研磨による艶も良い。国産の外柵材としてはポピュラーである。採石量が多く、大材が取れることでも有名である。
見掛け比重 |
2.620 (t/m3) |
吸水率 |
0.220 (%) |
低 ・・・ ● ・ 高 |