私が大事にしているお墓参りについて
- 2022.03.9 | 知識
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ICT事業部の松﨑が、“私が大事にしている『お墓参り』”についてお伝えさせていただきます。
私のご先祖様のお墓は天草市の牛深町と河浦町に、妻のご先祖様のお墓は球磨郡球磨村と湯前町にあります。
どれも私の住む益城町からは距離がありますが、ふと思い立った時にお墓参りのためだけに帰ることもあります。
私は『おばあちゃん子』で、幼少期は母方の祖母のところによく泊りに行っていました。
今思えば、祖母と出かけたときの記憶はお墓参りが多いように思います。
徒歩30分くらいの場所にあるお墓に、文句を言いながら一緒に歩いていく。
途中の商店でお花を買うのがいつもの流れ。
当時は、この時間がとても長く感じ退屈でした。
お墓は、傾斜のある階段から始まり、人ひとり通れるくらいの通路、最後に傾斜のある足場の悪い坂道を登った先にあります。
お墓は、昔ながらのとても古いお墓です。
掃除やお花の交換、お線香をあげる。
そのあとは、近くにあるアスレチックで遊んだり街に買い物、近くのおばさんの家に行き『お墓参りをしてきた!』とお小遣いをもらう。
最後は、道中にあるパン屋さんでパンを買ってもらい、食べながら帰る。
お墓参りは掃除・お花・お供え物の交換などやることは多いですが、お墓参りに行くたびにこの記憶が自然と蘇ります。
祖母との思い出を回想するように、当時と変わった町並み寂しく思いながら誰もいない祖母の家まで行くこともあります。
一方、河浦のお墓はお墓じまいをし、納骨堂でお世話になっています。
気軽に行けて、掃除の必要もありません。
納骨堂はとても管理が楽で助かっている分、私がしてあげられることが少なく物足りなさを感じることもあります。
供養形態の多様化、墓守の問題など様々な要因でお墓から納骨堂へと移っていく流れを感じますが、個人的には石で出来たお墓に行く方が様々な作業を行う分すっきりとした気持ちになります。
私事ではありますが、昨年秋に娘が生まれ、早速ご先祖様へ挨拶にお墓参りへ連れていきました。
無事生まれたことへの感謝と娘も見守って下さいという願いを伝えさせていただきました。
お墓は誰にとっても一番のパワースポットと私は感じています。
少しでも多くの方に、お墓や供養に興味・関心を持っていただきたい。
コトナラでも、皆様のご供養のサポートとして『お墓参り代行サービス』や『お墓見守りサービス』などを提供し、石材店様とエンドユーザー様の架け橋となるようにお手伝いさせていただきます。