お香にはどのような種類があるの?タイプ別に詳しくご紹介します

このエントリーをはてなブックマークに追加

 

 
疲れたときやすっきりしたいときなど、どのようにリラックスされていますか?
 
さまざまなリラックス方法がある中で、お香を焚いてリラックスされる方もいるでしょう。
お香にはストレスを軽減させる効果があります。
 
嗜好品として昔から日本人に親しまれているお香ですが、どのような種類があるのかご存知でしょうか?
香りはもちろんのこと、楽しみ方にも種類があります。
 
今回は、お香の種類や特徴についてご紹介します。
 

お香イメージ画像

 

 

 

お香とは

本来、お香とは白檀や沈香、伽羅などの天然香木の香りのことを指していましたが、今ではお線香や焼香、抹香、塗香、練香などの総称として用いられるようになりました。
 
香りを楽しむための嗜好品といえますが、ただ良い香りがするだけではありません。
 
アロマテラピーのような捉え方でお香を楽しむ方も増えており、実際、ヒーリング作用が得られるとされています。
人間の記憶や感情をつかさどる大脳辺縁系への働きかけや、脳にアルファ波やエンドルフィンなどの物質分泌を促進させるなど、効果が科学的にも証明されているのです。
 
香りによって効果が異なり、原料によって安眠や鎮静作用、リラックスなどさまざまな効果が期待できるのがお香です。
 

 

お香と似ているもの

お香の他に、よく聞くものとしてお線香やアロマがあります。
それぞれの違いについてみていきましょう。
 

お香とお線香

お墓参りや毎日のおつとめで、お線香をあげられる方も多いでしょう。
パッケージにお線香と書いてあるものもあれば、お香と書いてあるものもあります。
お香とお線香の違いはなんでしょうか。
 
結論から言うと、お香とお線香は同じものであり、お線香はお香の種類のひとつに分類されます。
現在では匂い線香がお香、杉線香がお線香と区別されることが多いようです。
 
ですが、両方お香の中のお線香という枠であることは変わらないので、お香と表記してあるものをお仏壇やお墓にあげても構いません。
 
故人が好きだった香りをお供えするのも良いでしょう。
逆にお線香の香りを好まれる方は、お香としてお仏壇やお墓以外に用いても問題ありません。
 

お香とアロマ

雑貨店などに行くと、アロマオイルやアロマキャンドルを販売していたりします。
 
どちらも同じように香りを楽しむものです。
お香とアロマの違いはなんでしょうか。
 
一番の違いは原料です。
香木からつくられたものをお香といい、精油からつくられたものをアロマオイルといいます。
アロマオイルとキャンドルを溶かしてつくられたものがアロマキャンドルです。
 

お香の形状

お香の形状にはいくつか種類があります。
どれも香りを楽しむためのものですが、持続時間や香りの広がり方が異なります。
 

スティックタイプ

お香を棒状にしたものがスティックタイプのお香です。
お線香といわれるのがこのタイプで、匂い線香と杉線香の2種類に分けられます。
 
燃える面積が一定であり、香りが均等に広がる点が特徴です。
燃焼時間は長さによりますが、一般的に30分から1時間程度のものが多いようです。
 

 

コーンタイプ

円錐の形をしているお香をコーンタイプと呼びます。
 
コーンタイプのお香は燃えていくにつれ、面積が広がります。
徐々に香りが強まる点が特徴です。
 
スティックタイプに比べ燃焼時間は短いですが、強い香りを楽しむことができます。
 

コイルタイプ

蚊取り線香のような渦巻き型のお香をコイルタイプと呼びます。
 
ぐるぐると渦を巻いており、燃焼時間が長い点が特徴です。
長い時間、香りを楽しむことができます。
 

火を使わないタイプ

中にはお香の香りを楽しみたいけれど、火を使うことに抵抗のある方もいるかもしれません。
火を使わず香りを楽しめるお香もあります。
 
常温で香りが立つように調合されているものは火を使う必要がありません。
ただし、中には沈香など常温では香りが立たないものもあります。
火を使わずに沈香の香りを楽しみたい場合は、電気高炉を使用すると良いでしょう。
 

塗香

ずこうと読み、塗るお香です。
粉末タイプのお香ですが、手に塗り込みます。
香水と同じような使い方です。
 

 

匂い袋

匂い袋は香り袋ともいい、香木の粉末などの香料を袋に入れたものです。
欧風にしたものをサシェといい、袋の中にはハーブやドライフラワーなどを入れます。
持ち歩くことができるため、自分の好きな時、好きな場所で香りを楽しむことができます。
 
また、引き出しの中に置き、防虫や消臭を目的として使用されたりもします。
 

お香を購入する際の注意点

白檀や伽羅など同じ名前の香りを使用していたとしても、メーカーによって香りがまったく異なります。
特に海外でつくられているものだと違いが顕著にあらわれます。
 
香りは人しだいで好き嫌いがはっきり分かれやすいものです。
可能であれば事前にサンプル等で香りを確認することが望ましいでしょう。
 

まとめ

お香についてご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。
ただ良い香りがするだけではなく、リラックスさせてくれたり集中力を高めてくれたり、お香には多くの効果が期待できます。
 
豊富な種類があるお香ですが、いくつもの香りを楽しみながら自分好みのものを探してみるのも良いかもしれません。
 

 

  • お墓をたてるバナー
  • 墓地・霊園を探すバナー

 

お墓に関するお見積りやご相談は九州最大級のお墓・墓地探し「コトナラ」までお気軽にお問合せください

 
 
このエントリーをはてなブックマークに追加

0120-594-940

通話無料 9:00~18:00
無料 情報案内
365日24時間受付中