想いをつなげる石仏 ~大分県臼杵市 臼杵石仏④~
- 2023.09.29 | 体験
こんにちは、コトナラです。
3回連続でお届けしてきた臼杵石仏ですが、いよいよ今回の「古園石仏」のご紹介で最終回となります。
<シリーズ目次>
→【心安らぐ磨崖仏】~大分県臼杵市 臼杵石仏①~
→【遺されたものを次の世代へ】~大分県臼杵市 臼杵石仏②~
→【ほっこり癒される仏さま】~大分県臼杵市 臼杵石仏③~
古園石仏は、大日如来像を中心とするマンダラを構成した、臼杵石仏群の中心的な存在です。
通称古園十三仏とも呼ばれています。
特に中央に安置された大日如来は日本の石仏のなかでも最高傑作のひとつと言われています。
制作年代は、平安時代後期ごろといわれています。
美しいアーチを描く眉、切れ長の目。
引き締まった口元にはほんのりと紅が残っています。
以前は、江戸時代の地震で落ちたとされる仏頭が仏体下の台座の上に安置されており、損壊がひどかったのですが、それでも長く人々に愛され続け、世界的にも有名でした。
平成五年には仏頭がもとの位置に修復されたので、今現在は制作当時の見事な姿を見ることができます。
こちらの古園石仏では、祈願線香を焚くことができます。
身体健全、家内安全など、全部で7種類の祈願線香のなかから選ぶことができます。
私もお客さまと末永く良いご縁で結ばれることを願い、祈願線香を1本炊いてきました。
是非みなさまも臼杵石仏へお越しの際は祈願線香を焚いてみてください。
『ホキ石仏第二群』
『ホキ石仏第一群』
『山王山石仏』
『古園石仏』
さて、全4回にわたって臼杵石仏をご紹介してきましたが、お楽しみいただけましたでしょうか?
1000年近く前に仏さまを彫った方々と、それを後世に伝えていくために尽力する方々。
時をこえて想いをつなげる石仏様に、芸術や遺跡としてだけではない、気持ちが温かくなるような尊い価値も感じられ、また是非訪れたいと思いました。
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ぜひお試しください。
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